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築地市場移転先、公表の115倍 発ガン物質検出を都報告せず - MSN産経ニュース
築地市場(東京都中央区)の移転先の豊洲地区(江東区)の土地から、公表値の約115倍の濃度の発がん... 築地市場(東京都中央区)の移転先の豊洲地区(江東区)の土地から、公表値の約115倍の濃度の発がん性化学物質「ベンゾ(a)ピレン」が検出されたとする調査書を東京都が6月に受理していたにもかかわらず、汚染対策について議論する公開の専門会議の最終会合(7月開催)でその結果を報告しなかったことが26日、分かった。都は「報告事項に該当しない」として、10月末まで調査書の結果を把握する作業を放置したため、同会合で公表できなかったと説明している。 都は豊洲地区の土壌汚染状況や対策について議論するため、平成19年5月に有識者らによる専門家会議を設置。同年11月、ベンゾ(a)ピレンが最大5・1ミリグラム(1キロ当たり)検出されたと報告した。都はその後、20年3月に改めて土壌汚染調査を行い、同年6月末にベンゾ(a)ピレンが、公表した値の約115倍にあたる最大590ミリグラム(1キロ当たり)検出されたとする調査
2009/01/26 リンク