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【主張】原子力安全庁 環境省の外局で大丈夫か - MSN産経ニュース
原発の安全規制などを統括する「原子力安全庁」(仮称)を、環境省の外局として設置する方針が関係閣僚... 原発の安全規制などを統括する「原子力安全庁」(仮称)を、環境省の外局として設置する方針が関係閣僚会合で決まった。経済産業省に置かれてきた原子力安全・保安院に代わる新たな安全規制機関の誕生である。 だが、その設置先が問題だ。国のエネルギーの将来計画にもかかわる事柄である。環境省で大丈夫か、大いに疑問だ。細野豪志原発担当相が5日に示した試案では、環境省と並んで内閣府が挙げられていた。わずか1週間での結論は拙速過ぎる。なぜそうなったのか。 原子力安全庁は、事故発生時の初動や核テロ対策にも当たる。対応が省庁間にまたがることが予想される業務の迅速な遂行には、内閣府が適していよう。 にもかかわらず、環境省に軍配を上げた最大の理由の一つは、閣僚増員の法改正をせずに済むからだという。まさに本末転倒というほかない。 原子力安全庁の新設は15日に閣議決定され、関連法案は次期国会で審議される予定だが、それまでに
2011/08/13 リンク