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「北方四島に本籍」170人超 16年以降急増、択捉が最多 - MSN産経ニュース
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「北方四島に本籍」170人超 16年以降急増、択捉が最多 - MSN産経ニュース
ロシアに実効支配されている北方四島に本籍を置く日本人が、平成16年以降急増し、昨年末に173人と... ロシアに実効支配されている北方四島に本籍を置く日本人が、平成16年以降急増し、昨年末に173人となったことが21日、分かった。以前から可能だった歯舞群島に加え、昭和58年からは国後、色丹、択捉の3島にも本籍を移せるようになり、元島民や返還運動関係者以外でも転籍する人が増えている。 戸籍事務を扱う根室市によると、歯舞群島を除く3島へ転籍した人は15年末までで計68人だったが、16年に「『北方領土』上陸記」の著者、上坂冬子さんが国後島に移したことを機に増加。同年末までに90人、昨年末には計132人となった。島別では、最も遠方の択捉島が70人と最多で、国後島は43人、色丹島は19人。 歯舞群島には41人が本籍を置く。4島への転籍は、国内の通常の移転と同じ手続きででき、転籍者の旧本籍地は全国各地に及ぶという。