【正論】拓殖大学大学院教授・森本敏 田母神論文の意味するところ - MSN産経ニュース

≪侵略でないといえない≫ 歴史や戦争は人間社会の複合された所産であり、日本が先の大戦に至るまでにたどった道を省みれば、明らかに「自衛」と「侵略」の両面がある。歴史を論じる際、これらをトータルに観察し分析すべきである。田母神俊雄・前航空幕僚長の論文を読んで感じるのは、証拠や分析に基づく新たな視点を展開するならともかく、他人の論評の中から都合の良いところを引用して、バランスに欠ける論旨を展開している点である。あの程度の歴史認識では、複雑な国際環境下での国家防衛を全うできない。 大戦に至る歴史の中で日本が道を誤る転換点となった張作霖爆破事件は、満州権益の保護拡大のため関東軍が独断専行の結果引きおこしたものであることは各種証拠からほとんど間違いない。このときの処置のあいまいさや満州での激しい抗日運動、関東軍の独断がその後の満州事変の引き金になり、満州国建国、上海事変、シナ事変へと続いていったのであ

[dj19]

「都合の良いところを引用してバランスに欠ける」「あの程度の歴史認識では、複雑な国際環境下での国家防衛を全うできない」「論文によって文民統制への信頼性を失ったとすればその責任は大きい。」

[WinterMute]

"あの程度の歴史認識では、複雑な国際環境下での国家防衛を全うできない。"

[wackunnpapa]

これは結論を除けば存外まとも．一読に値する．

[nimai]

保守ってのは本来こういうもの。手堅い議論で傾聴に値する(見解を全く同じくするのではないが)。

[k-takahashi]

『田母神俊雄・前航空幕僚長の論文を読んで感じるのは、証拠や分析に基づく新たな視点を展開するならともかく、他人の論評の中から都合の良いところを引用して、バランスに欠ける論旨を展開している点である』

[namnchichi]

理解できる