研究用原子炉が自動停止 原子力研究開発機構 - MSN産経ニュース

日本原子力研究開発機構（茨城県東海村）は１日、東海研究開発センターの原子力科学研究所で、同日から運転を始めた研究用原子炉「ＪＲＲ−３」が自動停止したと発表した。環境や人体への影響はないという。同機構は原因を調べ終わるまで、原子炉を停止させることにしている。 同機構によると、原子炉は同日から２６日まで稼働させる予定で、１日午前１１時から運転を開始した。午後３時に熱出力が２万キロワットに到達するよう、徐々に出力を上げていたところ、１万８６００キロワットになったところで、中性子の数を計る８つの測定計のうち１つが、設定値を超える中性子の検出を知らせる信号を作動した。中性子の量は設定通りで、異常なかったという。