ＩＴ技術者で入国…月給５万円、スーパーで就労 社長ら逮捕 - MSN産経ニュース

ＩＴ（情報技術）の技術者として通常より２年間長く在留できる「特定活動」のビザで入国した外国人を違法にスーパーで働かせたとして、福岡県警などは１８日、入管難民法違反（不法就労助長）の疑いで、同県飯塚市のＩＴ関連会社「マルテック」社長でマレーシア国籍のリム・ウィイ容疑者（３９）、同県久留米市のスーパー「くるめチマキヤ」社長、宮崎貴吏容疑者（４０）ら４人を逮捕した。 ４人の逮捕容疑は、共謀し、昨年１２月５日にＩＴ技術者としてカンボジア人３人を入国させ、資格外活動の許可を受けずに久留米市のスーパーで不法就労させたとしている。 県警によると、カンボジア人３人は月給約５万円で荷詰めなどの単純作業に従事していた。知人を通じ、労基署などに「労働条件が悪すぎる」と相談したことから事件が発覚した。 逮捕された４人のうち飯塚市の会社経営酒井優容疑者（３１）は、約１０年前にカンボジアで３人に日本語を教えていたこと