【放射能漏れ】牧草、４カ所のうち３カ所でセシウムの基準値超 宮城 - MSN産経ニュース

宮城県が行った２回目の牧草の放射能測定で、放射性セシウムが４カ所のうち七ケ宿町、丸森町、栗原市の３カ所で、乳用牛と肥育牛を対象にした農水省の暫定基準値を超えていたことが判明した。 サンプルは１８～１９日に大崎市を含む４カ所で採取。乳用牛と肥育牛の暫定基準値は、放射性セシウムが１キログラム当たり３００ベクレルなのに対し、宮城県七ケ宿町１７７０ベクレル、丸森町９８０ベクレル、栗原市５３０ベクレル、大崎市２５０ベクレルと、大崎市を除き基準値を超えていた。 放射性ヨウ素は４カ所とも検出されなかった。 乳用牛、肥育牛以外の暫定基準値は１キログラム当たり５０００ベクレルとなっている。 宮城県はすでに、乳用牛と肥育牛の飼育農家に対し、牧草を与えないこと、牧草は早期に刈り取り他の飼料と区分して保管すること、放牧は行わないことなどを要請している。 県は３月下旬以降、原乳をはじめとする農林畜産物の放射能測定を