【Ｊリーグ】神戸、異例の名将切り 決断の成否は？ 残り３試合で残留果たせるか - MSN産経ニュース

叶屋社長は「９戦勝ちなしは交代に値するという判断」と説明したが、シーズンも佳境の残り３試合というのは異例のタイミングだろう。しかも、今季途中にわざわざ招聘（しょうへい）した名将である。 叶屋社長によると、西野監督の要望もあって「残留」という言葉を内外で使わずに戦ってきたという。昨季はクラブ史上最高の９位に入り、オフの大型補強でアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）進出圏内を今季の目標に掲げた。西野監督の招聘も、チームをより高みにあげるための手段だったはずだ。 だが、伝統の堅守速攻から西野監督の代名詞である攻撃的なスタイルへの変換はスムーズにいかなかった。西野監督は「神戸のいいところを生かしながら変えていく」と就任時から話し続けてきたが、７日の横浜Ｍ戦でも、ボールをつなげない場面が目立った。未勝利の間、故障者が続出する不運も重なった。 「理想」の追求から目が覚めたときに、迫っていたＪ２降格の