【関西の議論】出版文化の東京一極集中に風穴を…関西全体で作家を育成するシステム「関西出版ルネサンス」発足へ（1/2ページ） - MSN産経west

大手出版社が東京に一極集中する中、関西の出版文化を活性化させようと、新人作家を発掘、育成するネットワーク作りが進められている。出版社や編集者が利害を超えて結束するネットワークの名称は「関西出版ルネサンス」。作家やライターら書き手の側とも双方向で情報交換しながら、関西圏における出版活動の拠点を目指していく。呼びかけ人らは「出版界に風穴を開けたい」と意欲を見せている。（戸津井康之）大阪は「４％未満」 「関西から新たな作家が出てきても、多くが活動の場を東京に移してしまう。関西には中小の出版社しかなく、しかもその数も東京に比べて圧倒的に少ないからだ」。呼びかけ人の一人、新風書房（大阪市天王寺区）社長の福山琢磨さん（７８）は嘆く。現在、国内にある出版社は約４千。このうち８割近くが東京に集中し、大阪の比率は４％にも満たない。 同じく呼びかけ人の星湖舎（同）代表、金井一弘さん（５７）は、平成１１年に一般

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