聖火リレー妨害でＩＯＣ会長 - MSN産経ニュース

【北京＝川越一】ロゲＩＯＣ会長は１０日午前、北京で行われた各国オリンピック委員会連合（ＡＮＯＣ）との合同会議の冒頭、「ロンドンやパリで起きたことはとても悲しいことだ。抗議は認めるが、暴力は許容できない。サンフランシスコは少しましだったが、喜びに満ちたものではなかった。子供たちのあこがれである選手がブーイングされているのは寂しい。五輪は選手のパフォーマンスだけではない。普遍性、友情、寛容、人権の尊重…。われわれは選手たちが求める大会を行う責任がある」と述べた。 また、バッハＩＯＣ副会長はサンフランシスコの聖火リレーについて、「けが人が出ず、抗議行動も平和的に行われ、とてもよかった。（今後の）トーチリレーにとってよいシグナルだ」と一定の評価を与えた。