「検閲の父」に靴投げる 中国・武漢の学生 - MSN産経ニュース

中国のインターネット検閲制度を創設し、「検閲の父」と呼ばれる北京郵電大学長の方浜興氏が１９日、湖北省武漢の武漢大を訪れた際、検閲に抗議する学生に卵と靴を投げ付けられる騒ぎがあった。香港紙、明報などが２０日、伝えた。 明報によると、方氏は講演会に出席するため大学に到着。車を降りたところで学生１人に卵と靴を投げ付けられ、靴が胸に当たった。ほかに卵を持って待ち構えていた学生が複数いた。 投げた学生は逃走。学内は警備が強化され、抗議ビラを持っていた別の学生は講演会への入場を拒否された。 中国では当局に不都合な書き込みは削除され、チベット問題や天安門事件などに関するページも閲覧不可。ネット上では学生を「英雄」とたたえる声が出ているという。（共同）

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