【今、何が問題なのか】“米ブリッジ”も大半のパーツは中国製＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース

バラク・オバマ米大統領（５０）は公共投資で雇用を創出しようとするがうまくいかない。事業を作っても労賃の安い海外（たいてい中国）に仕事を持っていかれてしまうという構造的問題があるからだ。カリフォルニア州のベイブリッジの建設工事（東半分の架け替え）はその象徴。中国企業が大半の“パーツ”を造った。きょうのテーマは「ベイブリッジも中国製」とした。 ベイブリッジは大都市サンフランシスコとオークランドを結んで、サンフランシスコ湾に架けられたもので、実際には真ん中にあるイェルバブエナ島をはさんで２つの橋からなる。このうち、東側の橋（オークランド側の３．５キロ）は、現在の橋のすぐ横に新しい橋の建設が進められている。中央の１つの塔から伸びるケーブルが全体を支える形の自定式つり橋で、総工費は７０億ドル（約５６００億円）超。２０１３年に開通する予定だ。現在の橋は撤去される。 上海で“パーツ”製造 米公共ラジオ（