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シナリオ作家リレー日記: 桂千穂(第4日目・木曜日)
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シナリオ作家リレー日記: 桂千穂(第4日目・木曜日)
近頃肥って困るんですと病院の主治医に訴えたら、ホルモン治療をしているのだからやむをえない。散歩を... 近頃肥って困るんですと病院の主治医に訴えたら、ホルモン治療をしているのだからやむをえない。散歩をしなさいと言われた。重い腰をあげて近所の公園へ。うつむきがちに池の周囲をトボトボと散歩する老人たち。みんな漂っているようだ。一目見た瞬間、中川信夫監督の『地獄』の地獄のシーンを思い出した。手をダラリと下げてさまよう亡者の群。 名匠は当時50代半ばにして老いの果てに死が待っていることを悟っていたのだ! ◇桂千穂 1929年生まれ。54年、早稲田大学文学部卒。白坂依志夫氏・寺山修司氏に師事。72年「白鳥の歌なんか聞こえない」でデビュー。第1回早川書房SFコンテスト奨励賞、大阪・くまもと映画祭脚本賞、第4回文化庁映画功労賞等、受賞歴多数。シナリオ作家協会主催の「新人シナリオコンクール」で審査員、「シナリオ作家協会大伴昌司賞」では審査委員長を務める。シナリオ講座第54期基礎科夜間部・講師。 映画 「麗猫