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シナリオ作家リレー日記: 桂千穂(第7日目・日曜日)
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シナリオ作家リレー日記: 桂千穂(第7日目・日曜日)
一週間のお役目も今日をもって終了となる。 日記というものは中学生の頃書いたきりだったことに気がつい... 一週間のお役目も今日をもって終了となる。 日記というものは中学生の頃書いたきりだったことに気がついた。 だが一方、敗戦直後、映画館から帰ると見てきた映画の題名、監督、俳優の名前をメモし、リストを作りはじめた(脚本家もメモすべきだったが15歳のガキには無理だった)ことを思い出した。いい加減なリストだから、つけ落としたりつけなかった映画(たとえば海外で見てきた映画)もかなりあるが、その作業は半世紀以上経った現在もつづけている。 今、ハッと思ったのだが、日本が負けたばかりの夏の日、焼け跡で見た映画をメモった瞬間から、私はシナリオや映画の雑文を書いて一生を終えなさいと決定されたらしい。運命の女神の導きだとすると……ある戦慄めいたものを覚える。 ◇桂千穂 1929年生まれ。54年、早稲田大学文学部卒。白坂依志夫氏・寺山修司氏に師事。72年「白鳥の歌なんか聞こえない」でデビュー。第1回早川書房SFコン