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第2章 南太平洋の認知科学 海は全ての方向に均質に広がっているわけではない。実際は海流や風の影響で... 第2章 南太平洋の認知科学 海は全ての方向に均質に広がっているわけではない。実際は海流や風の影響でより行きやすい方向と行きにくい方向の差は厳然と現れる。現代の船でも行きと帰りで時間に差が現れるのは珍しいことではない。まして、エンジンの無い時代は海流や風の動きが重要になる。それは陸上において山や河が人間の交流を支配するのと変わらない。 地中海では降水や河川からの流入より蒸発する水のほうが量が多い。したがって、大西洋から海水が流れ込み、大西洋と地中海を結ぶ水道の一番狭い部分(ジブラルタル岬とセウタ岬のあいだ)では海水が2ノットから3ノットで地中海に流れ込んでいる。古代ギリシャ人はこの両岬を「ヘラクレスの柱」と呼んだ。彼らにとってはここが事実上の世界の果てだった(ジュルダン1996 32-33)。 しかし、強力で絶え間ない(あるいは定期的な)水や大気の流れは、利用できれば巨大な交通機関になる。古
2016/05/14 リンク