意外に知らない、節分のい・ろ・は｜京を知る・学ぶ｜京の読みもの｜そうだ 京都、行こう。～京都への旅行、観光スポットで京都遊び～

意外に知らない、節分のい・ろ・は 「鬼は～外！」「福は～内！」―幼いころ、家で豆まきをした人も多いのではないでしょうか。豆は炒り大豆。「年の数に1を足した数を食べなさい」と言われ、たくさん食べられるおじいさんやおばあさんが羨ましかったことも楽しい思い出です。ところで、節分って本当はどんな意味があるのでしょう。どうして豆をまくのでしょう。そんな素朴な疑問に迫ってみました。 節分は立春（2月4日）の前の日のこと。かつては「季節を分ける」という意味で立春、立夏、立秋、立冬の前日をいいました。立春から新たな季節が始まるとされ、立春の前夜を特に節分と言うようになりました。立春は新年なので節分は大晦日。大晦日に旧年の厄（鬼）を祓い、すがすがしい状態で新年を迎える行事なのです。京都の節分祭では「年越しそば」を食べるところもあります。加えて近年では、いったん廃れた「丸かぶり」の風習が復活しています。その年