スポーツナビ｜コーチングクリニック｜第１１回：相撲界の指導法を考察する（１／２） 〜元「相撲」編集長・下家義久氏に聞く〜

ベースボール・マガジン社が出版する雑誌『相撲』の編集長を長きにわたり務めたのが、今回紹介する下家義久氏だ。ベースボール・マガジン入社後、大横綱・大鵬の晩年である１９６９年（昭和４４年）の５月場所から、途中に他の編集部への異動はあったものの、相撲雑誌の編集に携わってきた。 長年にわたり相撲界を見続けてきた下家には、当時の力士と今の力士はどのように映っているのだろうか。また、現在全盛を誇っているモンゴル人力士に対しては、どのような印象を抱いているのだろうか。 ベテラン相撲編集者が見る相撲界の変遷 「見てもらえば分かるように、体重が全然違う。今の関取は、昔の横綱、大関と比較しても大きくなった。小錦、曙らの体で勝つパワー相撲の時代を経てきたという影響も大きいかな。その分、吊りやうっちゃりなどの技がほとんど見られなくなってきた。 昔の柏戸や大鵬はムチャクチャ大きく見えたけど、今と比べたら平均値。

[konaze]

昨今の相撲について。単純な昔は良かったではなく、きちんと具体的な指摘に基づいているところが素晴らしい。こういう評論家（下家氏は編集者）は信用できる。

[krpyn]

興味深い記事。精神論は好きじゃないけど、相撲のような一瞬の勝負のために鍛錬を積み重ねていく競技では、やはり心が強くないとのし上がれないんだろうな

[toronei]

相撲界は経験則で積み重ねていった稽古法があるのに、半端に科学トレを入れたから怪我が多くなったと知り合いのスポーツライターが言ってたの思い出した。どっちが正しいのかは分かりませんが。

[dhalmel]

結局精神論から先にいけなさそうなのは今の協会と同じ?!

[kno]

「モンゴル人力士に昔の日本人力士をダブらせる人が多い」あとハングリーさと気の強さなど