フリードマンの孫と話したこと

かのミルトン・フリードマンの孫である、パトリ・フリードマンと話し込む機会に恵まれた。 彼は2008年より、Seasteading Institute（参照）という、公海上に新しい国家を作るプロジェクトを推進している。前職は、驚くべきことにグーグルのエンジニアであった。同財団のドナーは例のピーター・シエル。リバタリアン資産家のぶっとんだ夢想を、リバタリアンの神様の子孫が叶えるという試みが平然と進められている。シエルの授業で彼が1時間ほどのゲスト講義をやった日の夜、シエルの邸宅で行われた小規模パーティーにて、長いこと話し込む機会があったのだった。 パトリ・フリードマンの発想の根幹には、国家や民主主義には競争が必要であり、革命以外の形で中から変えることは難しい、という強い信念がある。国家には多様なスタイルがあるはずだが、例えば小さい規模で国家のモデルをいくつも実験・競争させるといったことは、現実

[okemos]

米国との安全保障条約を結ぶって、それは既存国家へのただ乗りじゃん。あと病院ビジネスの話で、アメリカの医療コストにおける訴訟コストの比率は実は低いわけだし、そもそも医療問題が起こった時、どう対処するの？

[mallion]

『小さい規模で国家のモデルをいくつも実験・競争させるといったことは、現実には行われていない』　すげえこと考えるな…　「リバタリアンのジェダイ」という評は上手い。

[fujixe]

根本的なところを勘違いしている人がいるが、新国家が他国と安全保障条約を結ぶことはもちろん「ただ乗り」ではない。

[yoko-hirom]

『小さい規模で国家のモデルをいくつも実験・競争させる』アイデアは，マイク・レズニック『キリンガヤ』に出てくる「ユートピア委員会」を髣髴とさせる。小国家間での移住が自由ならば同じ。

[Rikerike]

http://t.co/99Ewrajoでギーグの国を作るとか書いてあったけど、実際は国家の形を模索するために国を作るのね… / “sutebuu survival: フリードマンの孫と話したこと”

[sutebuu]

ブログ書いた。