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精神病理学研究所 - ノルアドレナリン
ノルアドレナリン (NAd) は, 生理活性アミン (カテコールアミン) の1つ. フェネチルアミンにも属す. ド... ノルアドレナリン (NAd) は, 生理活性アミン (カテコールアミン) の1つ. フェネチルアミンにも属す. ドパミン (Do) -β水酸化酵素により生成される. フェニルエタノールアミンNメチル転換酵素 (アミノ基へのメチル基転移反応) によりアドレナリン (Ad) が生成される (ゆえにAd合成の前駆体) . Ad神経の神経伝達物質であり, α, β受容体に作用する. Adとほぼ同程度のα作用を持つがβ作用は弱い. Adと異なりβ1作用の方がβ2作用より強い. Ad神経: 自律神経のうちAdを分泌する神経. 脳幹の青斑核から始まり大脳辺縁系, 視床下部, 小脳などに分布する. Ad作動性神経系とA10神経系は相互連絡関係にあり, 片方の興奮が他方に伝達される. 交感神経系の副腎髄質の腺細胞と神経細胞で生成される. 神経終末のシナプス小胞に貯蔵される. Adに類似した作用を持つ. Ad