外国人投資家の日本株買い越し額/2010年度 | すうじスクラップ

2011 - 04/04 [Mon] - 12:52【3兆8000億円】 外国人投資家の日本株買いが続いている。2010年度（2010年4月～2011年3月）は今年3月第4週までに約3兆8000億円を買い越し、2年連続で買いが売りを上回った。特に3月は、東日本大震災後の株価急騰で割安感が出たとの見方から買越額が膨らんだ。ただ景気や企業業績の先行きは不透明で、外国人の動向次第で値動きが不安定になる可能性がある。 東京証券取引所によると海外投資家（外国人）は2009年度も日本株を買い越しており、金融危機後の2年間の買越額は約10兆円の見通し。2010年度の秋以降は世界景気の回復期待を支えた積極投資を続けてきた。月間ベースでは今年3月まで7ヶ月連続の買い越し。震災後の3月3～4週の買越額は年間の4分の1にあたる1兆円弱に達した。 外国人の買越額は主要投資主体では突出。売買代金も全体の6割超を占め