@nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:うっかりドーピング

オリンピックアスリートは、WADAというところから年間スケジュールを提出する義務を負っています。国際アンチドーピング連盟という団体です。種目によって違うのですが、いくつかの薬は意図するしないに関わらず体内にある事が検出されると、違反行為となりある一定期間出場停止処置になります。陸上ですと、軽度で三か月、重いものだと2年、4年があります。二回目は永久追放です。ちなみにドーピングに一番厳しいといわれる陸上ですから、悪質であれば一回の違反で永久追放にしようという意見が、現在国際陸上連盟に提出されています。 あり得ない話ですが、もしもレストランで一服もられたら、我々はすべてを失う状況に置かれている事になります。誰かが何かを入れるかもしれない。この恐怖を五輪選手は常に感じ続けなければなりません。誰かが好意で差し入れてくれた、漢方薬で引っかかる事も十分にあり得ます。この状況から逃れるには、引退するか、

[kei-an]

ドーピングについて、為末大さんのお話。これを読むと、井端選手の「故意ではない」という申し立ての意味が分かると思う。