タイの電力事情 – イサーン暮らしのススメ

電力インフラが周辺諸国に比べて優れているタイですが、急激な経済発展に伴って急増する電力需要の対応に苦労しています。 今年は、ミャンマーのガス田保守点検のため、天然ガスを利用する火力発電所が停止。大規模停電が起きる！と大騒ぎでした。 あの大騒ぎには政治的な意図があるのでは、と言われていたりしますが、慢性的な電力需要不足は否めません。 日本も原発停止で綱渡り状態は変わりありませんが、タイの状況はもっと深刻な気がします。 需要がどんどん増えているのに発電所が住民の反対で作れないのです。 このままでは経済発展の足かせになりかねない状況です。 ぼくのいるコンケン県は発電所があることでも知られていますが、新たな発電所建設は住民が大反対。 計画が頓挫しているようです。 送電インフラも経済発展に追い付いていないようで、タイ南部全県で大規模停電が4時間にわたって起きたりしました。 原子力発電 一時期日本の協