第24-1回【同期性考察編(5)】「祭り」や「炎上」は「共通知識」の源である | WIRED VISION

第24-1回【同期性考察編(5)】「祭り」や「炎上」は「共通知識」の源である 2007年12月26日 コメント： トラックバック (0) (これまでの濱野智史の情報環境研究ノート」はこちら) 前回からの続きです。前回までの考察は、一言で要約すれば、「非同期型である（と考えられてきた）インターネットの上に、昨今、同期型のコミュニケーション・アーキテクチャが生み出されつつあるのはなぜか？」というものでした。この一見すると矛盾・対立するようにも見える現象に解答を与えるには、ざっと二つのアプローチがありえます。社会的な解答と、技術的な解答の二つです。 ■24-1. なぜいま「同期」なのかについての社会的説明――「祭り」や「炎上」は「共通知識」の源である。 まず、社会的にそれを説明してみましょう。前回確認したように、これまで私たちの社会は、テレビやラジオや新聞といった、同時に大多数の人々に向かって情

[Muichkine]

面白い感じになりそうだけど怪しいのが、コモンノレッジの使い方。大きな物語ってのはわかりやすけど、コモンノレッジはそれと等号で結べるようたいそうな概念じゃないだろ（もっとミクロな場面で使うもの）と思う。

[ushiwatat]

「炎上」の古さと新しさ。火のメタファーはちょっと……。

[tinsep19]

しかし、それはもとを辿れば、どこの地域でも行われているような「祭り」に過ぎない。いいかえれば、ネット上の祭り現象は、「伝達」の面こそエンパワーされているが、「現象」それ自体の本質は、なんらいままでの社