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故障したCPUの交換 | 理化学研究所 計算科学研究センター(R-CCS)
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故障したCPUの交換 | 理化学研究所 計算科学研究センター(R-CCS)
「京」は8万個以上のCPUからなるスパコンです。そのうちの1個が何らかの事情で故障したとき、どうやって... 「京」は8万個以上のCPUからなるスパコンです。そのうちの1個が何らかの事情で故障したとき、どうやって交換するのでしょうか。 そもそもどのCPUが故障しているのか、見ただけではわかりません。CPUは4個ずつシステムボードに搭載され、そのボードが24枚ずつシステムラックに収められています。各ラックにはふだん緑色のランプがついていますが、中のCPUが故障すると、その隣にあるオレンジ色のランプが点灯します。同時に、関係者あてにメールが自動発信されます。 担当のエンジニアは、まず故障したCPUの動作を止め、同じボードの残り3個のCPUの動作も止めます。そして、問題のラックに対処中の目印となる青色ランプを点灯させてから計算機室に入り、新しいボードや部品を作業台に乗せて青色ランプをめざします。1080台も並ぶラック群には、アルファベットと数字を組み合わせた「番地」がついているので、迷うことはありません