朝日新聞デジタル：原発事故、愛知への避難者２９人が提訴 - 愛知 - 地域

東京電力福島第一原発事故で、福島県から愛知県内に避難している被災者８世帯２９人が２４日、東電と国を相手取り、慰謝料など計３億１９００万円の支払いを求める訴訟を名古屋地裁に起こした。東海３県で原発被災者の集団訴訟は初めて。 訴えを起こしたのは、避難指示区域に指定された福島県内の浪江町や南相馬市の各１世帯と、伊達市やいわき市などから愛知県内に自主避難している６世帯。いずれも原発事故で平穏な生活を奪われたとして、慰謝料など１人１１００万円の支払いを求めている。 弁護団によると、原子力損害賠償紛争解決センター（原発ＡＤＲ）に仲介を求める避難者もいるが、納得できるような話し合いがなされていないという。 伊達市から妻と５人の子どもと名古屋市に避難している会社員岡本誠さん（３９）は記者会見で「仕事も失い、苦しく惨めな思いをした」と述べた。妻の早苗さん（３５）は「加害者である東電や国が補償の内容を決

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