全国の忍者よ、手裏剣の技を競え 全国大会へ各地で予選：朝日新聞デジタル

忍者ならではの武術、手裏剣打ちをスポーツとして楽しむ三重県伊賀市のイベントの予選が、今年も全国各地で順次開かれている。京都会場は７月６日の開催で、参加受け付け中。９月にはさらに３会場で予選が開かれ、全体の上位４０人が１１月９日に伊賀流忍者博物館である本選に臨む。 ２００９年に始まった「伊賀流手裏剣打（うち）選手権大会」。ステンレス製の競技用手裏剣を直径約３０センチの的に向けて投げる。的までの距離は男性６メートル、女性５メートル。投げる前には、忍者が集中力を高めるための呪文「九字護身法」を唱え、これも審査対象になる。本選は全員忍者衣装を着る。博物館と伊賀上野観光協会が主催する。 第１回の予選は伊賀会場だけだったが、徐々に会場が増え、前回からは全７カ所。これまでは１０月に本選を開いてきたが、６回目の今回は時期を遅めにした。予選を突破しても学校行事や農作業で出場をキャンセルする人がいることなどが