米テキサス州のエボラ熱終息 １７７人全員の観察終わる：朝日新聞デジタル

米テキサス州の保健当局は７日、同州の病院で１０月、リベリア人男性がエボラ出血熱で死亡し、看護師２人が二次感染した問題で、患者に接触して経過観察を義務づけた１７７人全員が対象から外れたと発表した。ウイルスの潜伏期間の２１日が過ぎたためで、同州に端を発した感染はこれで終息する。 保健当局によると、感染した看護師の治療にあたるなどした医療従事者や家族など接触した１７７人に、一日２回の体温測定などを義務づけてきた。いずれも症状はなく、１７６人は６日までに解除。残っていた１人も７日、体調に異変がないことが確認された。発症した看護師２人は、すでに治癒している。 米国では１０月下旬、ギニアから帰国したニューヨークの医師がエボラ熱を発症し、治療を受けている。この医師から別の人への感染は広がっていない。（ワシントン＝小林哲）

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（この人はまだ治療中なのか）米国では１０月下旬、ギニアから帰国したニューヨークの医師がエボラ熱を発症し、治療を受けている