ホンダ、国内初の調査リコールへ １３．５万台が対象：朝日新聞デジタル

タカタ製エアバッグのリコール（回収・無償修理）をめぐり、ホンダは９日、日本国内で原因調査のための「調査リコール」をすると国土交通省に正式に報告した。国交省が発表した。使用者の安全を優先するため、原因不明の段階で法律に定めのない調査リコールに踏み切るのは国内ではこれが初のケースとなる。 対象車は約１３万５千台とみられ、破裂の恐れのある運転席用インフレーター（膨張装置）をホンダが新品に交換し、調査する。 タカタ製エアバッグをめぐっては、国内で約２７９万台、全世界で約１３００万台が正式なリコール対象となった。これとは別に、主に米国内で２００４～０７年に製造された運転席用エアバッグで不具合が多いとして、米運輸当局がタカタやホンダに全米での調査リコールを求めていた。 ホンダは８日（米国時間）、これまで米南部で実施していた調査リコールを全米に広げると発表。日本でも実施する。通常のリコールは、原因判明後

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