３万７千羽の殺処分が終了 山口の鳥インフル：朝日新聞デジタル

山口県長門市日置中（へきなか）の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ（Ｈ５亜型）に感染した鶏が見つかったのを受けて、同県は３０日、この養鶏場で飼育していた肉用種鶏約３万７千羽すべてを殺処分した。農林水産省は同日、感染ルートの特定や原因究明のための専門家チームを現地に派遣した。 県によると、養鶏場で死んだ５羽を遺伝子検査し、すべてで高病原性ウイルスの感染を確認した。県は家畜伝染病予防法に基づき、３０日午前３時２０分から養鶏場での殺処分に着手。県や長門市の職員ら計約５００人が夜を徹して作業に当たり、同日午後１１時５０分に処分を終えた。県は３１日にも、処分したすべての鶏をドラム缶に詰めて封印し、同県山陽小野田市の処分場まで運んで焼却する方針だ。 県は当初、３０日夕までに処分を終える予定だったが、鶏が鶏舎内を走り回り、捕獲に手間取るなどして作業が遅れたという。 作業に携わった県職員の一人、… こちらは

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