児相の認識不足を指摘 佐世保同級生殺害の県報告書：朝日新聞デジタル

長崎県佐世保市の高１女子生徒殺害事件で、殺人などの非行内容で家裁送致された元同級生の少女（１６）についての相談を受けた児童相談所（児相）の対応を検証していた県の報告書の内容が３日、関係者への取材でわかった。「緊急性、重大性に対する意識、認識が欠けていたと言わざるをえない」と批判。関係機関による協議会の開催を働きかけなかったことを問題視した。５日の県議会文教厚生委員会で報告書を発表する。 これまでの県の調査によると、少女を診察した医師は事件の１カ月半前の昨年６月、児相に電話をかけ、少女が父親をバットで殴ったことや動物を虐待したことを伝え、「誰かを殺すのではないか心配だ」と伝えた。さらに、児相や警察などが連携して対応を検討する要保護児童対策地域協議会（要対協）を開けないか相談した。 これに対して児相は「要対協で支援するケースとは思えない」と返答。医師が電話で守秘義務を理由に少女を匿名としたこと

[AFCP]

"報告書は、医師が要対協の窓口となる佐世保市に開催を求めるよう、児相は働きかけるべきだった、とも指摘" 確かにそうなんだけど……。市町村では扱いきれないと思ったときに児相に連絡するからなあ……。