ギリシャ支援、ＥＵが再交渉へ 提出の財政改革案を評価：朝日新聞デジタル

財政危機のギリシャ政府が金融支援を得るための財政改革案を提出したことを受け、欧州連合（ＥＵ）などが１０日、ギリシャとの支援交渉を再開する見通しになった。付加価値税（消費税に相当）や年金の改革で負担増を受け入れるギリシャの改革案に前向きな評価が出ている。ただ、最大支援国のドイツは慎重な姿勢を崩しておらず、１１日のユーロ圏財務相会合で合意できるかは予断を許さない。 改革案を受け、ＥＵのユンケル欧州委員長や、国際通貨基金（ＩＭＦ）のラガルド専務理事らが電話で会談して対応を協議。ギリシャはユーロ圏の救済基金「欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）」に３年間の金融支援を要請しており、ユーロ圏財務相会合で支援に応じるかを話し合う。 フランスのオランド大統領は「ギリシャの改革案はまじめで信頼できる。ユーロ圏に残りたいという決意の表れだ」とツイートし、前向きな姿勢を示した。 １０日の欧州市場でも改革案を評価する動き

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ギリシャ支援、ＥＵが再交渉へ　提出の財政改革案を評価