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排出削減目標は「最低限できること」 仏英の担当相寄稿:朝日新聞デジタル
パリで30日、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)が始まる。開幕を前に、議長国フランス... パリで30日、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)が始まる。開幕を前に、議長国フランスのジラルダン外務省気候変動対策担当相と、温暖化対策で連携する英国のアネレイ外務省気候変動対策担当相が朝日新聞に共同で寄稿した。 寄稿全文は以下の通り。 ◇ インド洋のモルディブ諸島や太平洋のツバルのような小島嶼(とうしょ)国は、気候変動に効果的な対策を取ったり、海面の上昇を食い止めたりしない限り存続が危ぶまれるという、深刻なリスクに直面している。先日、ロンドンでフランスと英国が共同開催した夕食会では、このような小島嶼国の代表団から、現在の深刻な脅威について説明があった。代表団は当然のことながら、あらゆる国に対して、(温室効果ガスの)排出削減の努力を拡大し気候変動の最悪の影響を防ぐよう強く求めている。 小島嶼国以外の世界各国が直面している脅威も、深刻さにおいて決して劣るものではない。健康的で豊かな
2015/11/17 リンク