米代表選手の強盗被害「存在せず」 当局が結論、告発も - 一般スポーツ,テニス,バスケット,ラグビー,アメフット,格闘技,陸上：朝日新聞デジタル

リオデジャネイロ五輪の競泳男子８００メートルリレーで金メダルを獲得した米国のライアン・ロクテ選手（３２）ら４人が強盗に遭ったとされる事件で、リオの警察当局は１８日、ロクテ選手らが証言した事件は「存在しない」と結論づけた。帰国直前に拘束された選手２人が供述したといい、警察はロクテ選手らを虚偽証言と器物損壊の疑いで告発することも検討するとしている。 報道によると、４人は１４日朝、酒を飲んでタクシーで選手村に戻る途中、ガソリンスタンドに立ち寄り、トイレの鏡などを壊し、警備員とトラブルになった。４人は２０ドルと１００レアル（計約５千円）を支払って立ち去ったとしている。 ロクテ選手は米国のテレビなどで、タクシー乗車中に警察のバッジを持った男らに銃で脅され、現金を奪われたなどと話していた。（田村剛）