初売り、福袋求めにぎわう ハルカス開店前に６５００人：朝日新聞デジタル

全国の多くの百貨店や商業施設で２日に初売りがあり、大阪市のあべのハルカス近鉄本店でも福袋を求める買い物客でにぎわった。開店６時間前から並んだ客は最終的には約６５００人。親族と来た堺市の女性（４０）は子ども用パジャマなど福袋を８個購入。「年末から無駄遣いを控えてきた」とこの日に臨んだ。中国から訪れた男性（３０）は三つの買い物かごに折りたたみ傘の福袋を大量に詰め込み、「友人から買うように頼まれた」と話した。 福袋は商品だけではなく、話題のキーワードにちなんだ「体験型」も目立つ。近鉄本店と高島屋大阪店（大阪市）は、連勝記録を打ち立てた藤井聡太四段で昨年盛り上がった「将棋」をテーマに、プロ棋士との対局を企画。近鉄は税込み２万１８０円、高島屋は同２０１８円で提供する。高島屋は「働き方改革」に関連し、早めの帰宅を意識して、人気イタリア料理店のシェフのレッスン付きディナー（１人あたり税込み１万８００円）