北大生、全力で舞う、跳ぶ フィギュア：朝日新聞デジタル

■フィギュアの鈴木選手、全日本選手権１３位 昨年末に札幌市で開かれたフィギュアスケートの第８４回全日本選手権。羽生結弦（ＡＮＡ）や浅田真央（中京大）ら世界トップレベルの選手が集う舞台に、北海道大の鈴木潤（２１）も挑んでいた。「最後はフラフラになったけど、お客さんに勇気づけられた」と、地元での演技を振り返った。 ■文武両道、正面から向き合う 男子シングルに２年連続出場した鈴木は、右ひざに不安を抱えていた。１２月初め、練習中にトリプルアクセル（３回転半）ジャンプの着氷でひねり、「１週間ほど氷に乗れなかった」。ショートプログラム（ＳＰ）、フリーとも、曲を最後まで通して練習できないまま臨んだ本番だった。 ＳＰは６１・８２点の１４位。フリーは、ひざの痛みでジャンプの種類を限定せざるを得なかったが、冒頭の３回転―２回転の連続ジャンプを成功させ、大歓声を受けて滑りきった。「地元開催なので、今できる

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“「北海道にもフィギュアスケーターがいることを、多くの人に知ってほしい。大学の４年間に、すべてをかけます」”