（消えゆく満州語：1）文革下 途絶えた伝統：朝日新聞デジタル

【三家子村（黒竜江省）＝石田耕一郎】未舗装の道路脇に、土壁とかやぶき屋根でできた満州族の伝統家屋が点在していた。 中国東北地方の黒竜江省チチハル市街から北へ約４０キロ。広大なトウモロコシ畑に囲まれた三家子（サンチアツー）村（約３００戸）は、中国で１千万人を超える満州族のうち、日常生活で満州語を使う人がわずかに残る寒村だ。 村の満州族、孟淑静（モンシューチン）さん（８８）は語る。「満州語で会話できるのは村でも６０歳以上の老人２０人ほどだけ。民族の言葉を捨ててはいけないんだけれど」

[bitheiboo]

朝日新聞が伝える満洲語の現状。以下興味深い個所を引用：だが、満州語を教える複数の満州族は訴える。「最初は興味から満州語を学んでも、子供は数年で忘れてしまう。進学や就職で役立つ仕組みが必要だ」。