朝日新聞デジタル：ＫＤＤＩ、裁量労働制を導入−研究開発・アプリ部門対象 - デジタル

関連トピックスＫＤＤＩ ＫＤＤＩは業務の進め方や勤務時間を社員に委ねる裁量労働制を始める。１０月に一部の部署で導入し、２０１３年４月には全社に広げる。海外市場の開拓やソフトウエアを活用した収益向上策が求められていることなどを踏まえ、新事業創出を担う社員に多様な働き方を認め、やる気や業績の向上につなげる。 研究開発やアプリケーション（応用ソフト）を活用した新サービスの企画に携わる社員で、かつ本人が希望をした場合に裁量労働制を適用する。 対象の役職は課長補佐以上とする。ただ新卒入社４年目以降の社員には上司の合意があれば認める。勤務時間帯や勤務中の時間配分、業務の進め方を本人の裁量に委ねて、やる気と成果を引き出す。 １０月から１３年３月までは一部の部署で実施し、過重労働が発生しないかなどを検証した上で、１３年４月に全社へ広げる。制度の導入自体はすでに労働組合と合意している。 ＩＴ業界は