asahi.com（朝日新聞社）：原発事故に緊急対応チーム ＩＡＥＡの行動計画最終案 - 国際

印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 東京電力福島第一原発事故を教訓に、世界の原発の安全強化をめざす国際原子力機関（ＩＡＥＡ）の行動計画の最終案が６日、明らかになった。各国の原発事故に備える緊急対応チームの設立などを新たに盛り込む一方、原発保有国への安全調査団派遣などについては各国の反発を受けてあいまいな表現に抑えられた。 最終案は、ＩＡＥＡが先月中旬に作成した原案を元に、加盟国との協議で３回の修正を経てまとめた。今月１２日から始まる理事会と総会で承認をめざす。 朝日新聞が入手した最終案は計１２項目。福島の事故で国際的な支援が遅れたことを教訓に、ＩＡＥＡ主導による多国間の緊急対応チーム設立を要請。また、国境を越えて放射能汚染などの被害が拡大したことを踏まえ、各国に原発事故の国際的な補償条約への参加を検討するよう求めた。 関連記事原発事故「適切な賠償」枠組みも焦点 ＩＡＥＡ閣僚会合

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朝日新聞｜原発事故に緊急対応チーム　ＩＡＥＡの行動計画最終案