asahi.com（朝日新聞社）：宿泊キャンセル３６万人、損失４３億円 京都など６府県 - 社会

新型インフルエンザの広がりで客足が遠のいた有馬温泉では、臨時休館する旅館も出始めた＝２１日午後、神戸市北区、小林裕幸撮影 ホテルや旅館業者でつくる社団法人・国際観光旅館連盟は２１日、新型の豚インフルエンザの影響で旅行の中止が相次ぎ、関西２府４県で延べ３６万２千人分の宿泊のキャンセルが生じたと明らかにした。損失額は約４３億円に上るという。政府は関連する中小企業を対象にした緊急融資の検討に入った。 同連盟近畿支部が２０日時点でキャンセル状況を加盟業者に聞き取り集計した。春の修学旅行シーズンを迎えた京都府が最も深刻でキャンセルは１６万８千人分に達し、うち１５万人分は修学旅行の中止が理由だという。奈良県も修学旅行３万人分を含め５万５千人分、兵庫県でも神戸や有馬温泉を中心に７万７千人分のキャンセルが発生。このほか滋賀県で２万８千人分、大阪府で１万８千人分、和歌山で１万６千人分のキャンセルが生じて

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