asahi.com（朝日新聞社）：原発避難宅狙った窃盗団 容疑の少年ら５人逮捕 - 社会

印刷 関連トピックス原子力発電所 東京電力福島第一原発から２０〜３０キロ圏にある避難中の留守宅を狙って空き巣をしたなどとして、福島県警は、同県いわき市平中神谷、無職松本直樹（２１）、同市平上片寄、とび職菅波大樹（２１）の両容疑者と、同市内に住む事件当時１７〜１９歳の少年３人の計５人を窃盗などの容疑で逮捕し、２日に発表した。 いわき中央署によると、５人は４〜５月、原発事故による避難で空き家になった同県広野町の男性宅から現金３万５千円のほか、金券など５７点（計７３万７千円相当）を盗んだ。また、別の住宅から盗んだビデオをリサイクル店で売却したなどの疑いが持たれている。 少年らは「ほかに２０件やった」と供述しており、県警はメンバーの自宅などから盗品とみられるテレビなど１６０点以上を押収した。被害にあった住宅は原発から２０〜３０キロ圏の「緊急時避難準備区域」にある。

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