朝日新聞デジタル：共同通信記者、取材メモ誤送信 県警幹部発言を他社に - 社会

愛知県岡崎市で起きた強盗殺人事件を取材していた共同通信社の記者が２３日、愛知県警幹部への取材メモを、ほかの報道機関の記者に誤送信していたことがわかった。同社は県警に謝罪し、「取材源を秘匿すべき報道機関として、取材メモが誤って外部に流れたことは極めて遺憾」とするコメントを出した。 同社によると、名古屋支社編集部の男性記者が２３日早朝、直接の報道をしないことを条件とする「オフレコ」による県警幹部への取材メモを、同僚数人にメール送信した際、誤ってほかのテレビ局と新聞社の計３人の記者にも同時に送った。メールは、幹部の個人名が特定できる内容だったという。数十分後に本人が気づいて上司に報告。同社は、県警に謝罪するとともに、誤送信先の３人が所属する報道機関計３社にも、転送をしないよう依頼したという。 同社総務局の井原康宏次長は「再発防止に向け、記者教育を徹底します」としている。 最新トップニュース

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