asahi.com（朝日新聞社）：大王製紙前会長「事業のため」借り入れ カジノ賭博隠す - 社会

印刷 関連トピックス地検特捜部 大王製紙（東証１部上場）の創業家出身で前会長の井川意高氏（４７）による巨額借り入れ問題で、井川氏が借り入れを続けていた今年４〜５月に、同社の経理担当役員や監査法人から使い道を聞かれた際、「事業のための運転資金」と説明していたことが同社関係者の話でわかった。 借入金の大半は、最終的にカジノ運営会社の口座に入金されており、井川氏は海外でのカジノ賭博に使う目的を伏せていたとみられる。東京地検特捜部は、２１日に同社から会社法違反（特別背任）容疑で告発を受け、一両日中に井川氏を取り調べる方針だ。 井川氏は昨年５月に大王製紙の連結子会社７社から無担保での資金の借り入れを始め、今年９月に問題化するまでの総額は、１０６億８千万円に上った。このうち約５９億３千万円は未返済となっている。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンク大王製紙前会長、特別背任容疑認める