地域区分見直し案に潜む“可能性” - 医療介護CBニュース - キャリアブレイン

2012年度の介護報酬改定に向け、本格的な議論が始まった社会保障審議会の介護給付費分科会。真っ先に取り上げられた具体的なテーマは、人件費の地域差を介護報酬に反映させる地域区分の見直しであり、その改良案として提示されたのが、「国家公務員の地域手当に応じた7区分への変更」だった。しかし、介護の現場からは、この提案について「一律の報酬削減につながる可能性もある」と危惧する声も上がっている。 4月27日の介護給付費分科会の議論の冒頭、大森彌分科会長は、地域区分の見直しに向けた決意を語った。 「前回の介護給付費分科会で、地域区分についての区分方法の見直しをやらなかった。従って宿題になっている。今回はきちっと結論を得たい」 その後、厚生労働省は「国家公務員の地域手当に応じた7区分への変更」を、地域区分の改良案として提示した。 国家公務員の地域手当は、従来の調整手当の代わりに昨年4月から導入された

[ronald69]

それでなくても低い介護報酬を下げるなんて考えられない。質の担保のためにはお金がかかることを利用者に理解してもらわないといけない／地域区分見直し案に潜む“可能性”