第39回 レイプ被害を考える その３ レイプ被害者が、レイピストと手を結ぶとき - オンナの技術 | カフェグローブ

性暴力の被害者は20人に１人といわれるけれど、 ホントにそんなに少ないの？と疑ってしまう。 言わない、言えない、それから、 レイプじゃなかったと自分に言い聞かせていたり。 それも自分を守るためなのだとしたら、構わないとは思いつつ。 文／稲垣早穂（ライター） この世に生まれ死ぬまでの間、一度もレイプされずにすむ女性なんているんだろうか、と思うことがあります。スーパーで買い物をしながら、仕事先で打ち合わせをしながら、この人も、あの人も、きっと何かを経験しているに違いない、と感じたりします。 今回は誰かの（っていうか私よ）の体験談。とってもわかりやすいデートレイプの例です。暴力描写は苦手という方、遠慮なくとばしてね。 声なんか出ません その男、彼女の２年先輩だったのですが、食事をしたあとで、本を貸すから家に来ないかと言いました。一緒にキャンプに行ったこともあるような親しい間柄で、実を言

[Nihonjin]

「男の口を塞ぐには、ご機嫌を取るのが手っ取り早いと思ったんですね。脅迫される前に口止め料を差し出すようなもんです」