御殿“元の場所”に障壁画 １６日から名古屋城で特別展示:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)

復元工事中で一部公開されている名古屋城本丸御殿で十六日から、戦災を逃れた江戸時代のふすま絵の特別展示が始まる。太平洋戦争の空襲で御殿が焼け落ちる前の「元にあった場所」に展示する初めての趣向で、真新しい御殿の間に四百年前の作品がなじむかどうか。名古屋城総合事務所の担当者は「江戸時代に極めて近い状態で鑑賞できるのは確か。それぞれに感じてもらえれば」と話す。 展示されるのは、国重要文化財（重文）の「竹林豹虎（ひょうこ）図」。一六一四（慶長十九）年の作で作者不明だが、狩野派の絵師が描いたと伝わる。四面のうち二面をガラスケースに入れ、玄関一之間と二之間の間のふすまを外して置く。

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竹林豹虎図、「四面のうち二面をガラスケースに入れ...ふすまを外して置く」。

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市長さんに振り回される学芸員さんも大変だな…。