CNN.co.jp：欧州テロ計画、「アルカイダ幹部が指揮」と供述

ハンブルク（ＣＮＮ） 国際テロ組織アルカイダによる欧州でのテロ計画は、同組織の最高幹部の１人が指揮していたことが、アフガニスタンで拘束中のアフガン系ドイツ人、アハメド・シディキ容疑者の供述で分かった。欧州情報当局者らがＣＮＮに語った。 シディキ容疑者は７月にアフガンの首都カブールで拘束され、バグラム米空軍基地で取り調べを受けている。昨年春に独ハンブルクからパキスタンへ渡った後、同国部族地域で「ユニス・マウレタニ」と名乗るアルカイダ幹部に会ったと供述している。マウレタニ幹部は欧州で「ムンバイ型」の同時テロを計画していたという。 同幹部についての情報はほとんどない。北アフリカ出身でアルカイダの対外作戦に関与し、アフガン・パキスタン国境に潜伏しているとみられる。 欧州の対テロ当局者がＣＮＮに語ったところによると、供述は４～６週間前に欧州各国の情報機関に伝えられていた。それによれば、マウレタニ幹部