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ムンバイテロが引きずり出したインド・パキスタン関係の危うさ
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ムンバイテロが引きずり出したインド・パキスタン関係の危うさ
イスラマバードの指導者が今回のテロを策謀し、直接指令を出したと考えるよりも、パキスタンは制御でき... イスラマバードの指導者が今回のテロを策謀し、直接指令を出したと考えるよりも、パキスタンは制御できないフランケンシュタインを作り出してしまったと考えるほうが真実に近い。……パキスタンの国家情報当局と軍がラシュカレトイバとジェイシモハメドを支えてきたのは事実だ。だが、時とともに、これらのテロ集団は、独自の資金調達ルートを確立し、アフガニスタン、インドだけでなく、皮肉にも、パキスタン国内でもテロを計画・遂行する力を持つようになった。自分たちで何とかできるようになると、主人に背を向けた。これが、現在の問題の本質だろう。聞き手はマイケル・モラン(www.cfr.orgのエグゼクティブ・エディター)。 パキスタンは飼い犬に手をかまれた?――インドで同時テロが2008年11月27日に起きたが、イスラム過激派、とくに国内のイスラム過激派が関与したテロが国内で起きると、インド政府は間髪入れずにパキスタンを批