GetRobo Blog: 「不気味の谷」新訳と森政弘先生インタビュー

昨年11月から取り組んでいた大きなプロジェクトがひとつ完了しました。 ロボット工学のパイオニア、東京工業大学名誉教授の森政弘先生が1970年にお書きになったエッセイ「不気味の谷」を、インディアナ大学のKarl F. MacDorman准教授と協力して英訳し、それが森先生の承認を得た初の正式翻訳として学会誌「IEEE Robotics & Automation Magazine」（Vol. 19, No. 2 June 2012）に掲載されました。掲載誌の表紙は、エッセイの中に出てくる文楽の人形（写真右）という特別の取り扱いです。 「不気味の谷」はロボットの分野だけでなく、映画やゲームの世界でもよく話題になり、米国のニュースでもしょっちゅう取り上げられています。そうした中、時々、「不気味の谷」の由来をきちんと理解しないで書かれている記事を見つけ、そのたびにイライラっときていました。 誤解をと

[gauqui]

「森先生にお尋ねしたところ、「不気味の谷」の日本語原文をGetRoboに転載してもよいと、先生のご了承をいただきました。」