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「マルセイバタ」を売り込め!——十勝から東京へ——【コラムリレー第24回】
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「マルセイバタ」を売り込め!——十勝から東京へ——【コラムリレー第24回】
六花亭製菓の「マルセイバターサンド」。北海道の銘菓としてとてもよく知られたお菓子だと思います。 こ... 六花亭製菓の「マルセイバターサンド」。北海道の銘菓としてとてもよく知られたお菓子だと思います。 この「マルセイ」とはもともと、十勝内陸部に初めて集団入植をはたした開拓結社「晩成社」が用いたバターの商標でした。晩成社の「成」字をマルで囲み、「マルセイ」としたわけです。 明治16(1883)年に帯広に入植した晩成社は、畑作のかたわら酪農も試みバターを生成しました。そして「マルセイバタ」と銘打ち本州へと売り出したのです。 本コラムでは、この「マルセイバタ」製造の経過や様子といったものを、帯広百年記念館に所蔵される文献史料から探究してみようと思います。(下の画像:帯広百年記念館蔵「マルセイバタ」ラベル) 販売までの経緯 「マルセイバタ」はいつ頃から作られるようになったのでしょうか。社の主導者依田勉三の日記や、晩成社の営業報告から探ってみましょう。 明治34(1901)年ころの依田勉三の日記を見ます