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“食べること”をあきらめない(川口美喜子) | 2012年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
【寄稿】 "食べること"をあきらめない がん患者さんを食事で支える,栄養士の役割とは 川口美喜子(島根... 【寄稿】 "食べること"をあきらめない がん患者さんを食事で支える,栄養士の役割とは 川口美喜子(島根大学医学部附属病院臨床栄養部副部長/管理栄養士) 食事で患者さんを笑顔にできる 私たち島根大病院の栄養士は「食べることをあきらめない。患者さんの笑顔がみたい」を合言葉に,入院中のがん患者さんの一食一食を「命をつなぐ食事」と信じ,挑み続けています。 私は7年ほど前まで,島根医大の第一内科文部教官という,栄養とかけ離れた実験動物を扱う研究職に従事していました。しかし,加藤讓先生(前・島根大病院長)の「これからは栄養治療が重要となる」という考えのもと,同院の栄養部門を任せていただくことになりました。 "μg 単位の試薬"から急に"1-2 kg単位の大根"を扱うことになったため,当初は戸惑い,複雑な心境でした。しかしこの大根を使って,患者さんを笑顔にすることができたのです。 それが「大根おろしのか
2012/01/18 リンク